脳磁図計測装置
脳磁図計測装置
脳磁図測定装置を用いて人間の脳が活動するときに発生する小さな磁気を捉え、測定することで脳の機能局在の同定やてんかんの診断、治療方針の決定に役立てます。
対象疾患
- てんかん / 脳腫瘍 / 脳梗塞 / 脳動静脈奇形 / 頭部外傷 / 脳内出血 / パーキンソン病 / 高次脳機能障害 / 聴覚異常 / 視覚異常 / 認知症 / 統合失調症 など

脳磁図とは
人間の脳が活動するときには非常に小さな電気や磁気を発生します。この磁気を測定する検査が脳磁図(MEG)です。脳内の電気活動で生じる非常に微弱な磁場を検出し、ミリ秒単位で発信される信号を、地球の磁場のおよそ十億分のーという大きさで正確に局在化して記録します。
脳波で見つけられなかった異常を見つけることや、脳波で電気を見るよりも脳磁図で磁気を見た方がより正確な場合もあり脳の機能局在の同定やてんかんの診断に有用です。脳外科手術を受ける患者様では術前に脳の機能を正確に評価しておくことができるので、手術をより安全に受けていただくことができます。