消化器内科/消化器がんセンター

消化器内科/消化器がんセンター

当科は消化器全般にわたって幅広く、検査や治療を行っており、胃、十二指腸、小腸、大腸などの消化管ならびに肝臓、胆のう、膵臓、に関する疾患などを治療しています。

内視鏡、320列MD-CT、MRI、PET/CT、超音波などの医療機器を多数取り揃え、放射線診断科、病理診断科と連携して診断を行っております。腹部症状のある患者様や検診などで異常を指摘された患者様はぜひ当科へ受診ください。特に、消化管出血、胆道感染症などの緊急を要する救急疾患には救急体制を整えており、時間外であっても対応可能です。また当科には肝臓専門医がおりますので、B型、C型ウィルス性肝炎の患者様も一度ご相談ください。

医師紹介

副病院長
消化器内科部長
兼 総合内科 部長
杉山 宏SUGIYAMA Hiroshi
岐阜大学医学部
昭和58年卒業
部長
大島 靖広OSHIMA Yasuhiro
福井大学医学部
臨床教授
岐阜大学医学部
平成10年卒業
部長
足達 広和ADACHI Hirokazu
岐阜大学医学部
平成15年卒業
副部長
出田 貴康IDETA Takayasu
岐阜大学医学部
平成19年卒業
医長
水谷 しのMIZUTANI Shino
岐阜大学医学部
平成25年卒業
林 完成HAYASHI Sadanari
岩手医科大学
平成27年卒業
大橋 洋祐OHASHI Yousuke
岐阜大学医学部
平成30年卒業
下城 宏太SHIMOJYO Kota
岐阜大学医学部
平成31年卒業
佐竹 勇哉SATAKE Yuya
岐阜大学医学部
令和2年卒業
非常勤
吉田 司YOSHIDA Tsukasa
京都大学医学部
平成18年卒業

主な対象疾患

食道がん、逆流性食道炎、食道潰瘍、食道アカラシア、食道裂孔ヘルニア、機能性胃腸症、胃がん、胃ポリープ、胃潰瘍、出血性胃炎、十二指腸潰瘍、小腸腫瘍、急性胃腸炎、蛋白漏出性胃腸症、 大腸がん、大腸ポリープ、潰瘍性大腸炎、クローン病、腸管ベーチェット、過敏性腸症候群、 出血性大腸炎、腸結核、大腸憩室出血、大腸憩室炎、胆嚢がん、胆嚢炎、胆石症、胆道がん、 総胆管結石、膵がん、膵のう胞、急性膵炎、慢性膵炎、自己免疫性膵炎、脂肪肝、急性肝炎、 慢性肝炎、肝硬変、肝がん、原発性胆汁性肝硬変、アルコール性肝障害、自己免疫性肝炎、 薬剤性肝障害、肝膿瘍

主な検査・設備

  • 内視鏡的止血術
  • 内視鏡的粘膜下層剥離術(食道、胃、大腸)
  • 内視鏡的大腸癌粘膜切除術
  • 食道・胃静脈瘤に対する硬化療法、結索術
  • 小腸内視鏡検査
  • 超音波内視鏡下吸引組織診
  • 内視鏡的胆管結石砕石術
  • 消化管出血、肝癌に対する
    経カテーテル的治療
  • 肝癌エタノール注入療法、ラジオ波焼灼療法
  • 胆道ドレナージ術、他

診療実績

1.上部消化管内視鏡検査
計3,634件
①止血術
80
②静脈瘤結紮術、硬化療法
35
③アルゴンプラズマ凝固療法
22
④粘膜切除術、
 ポリペクトミー
4
⑤粘膜下層剥離術
45
⑥異物除去術
19
⑦消化管拡張術
11
⑧消化管ステント留置術
22
⑨経皮内視鏡的胃瘻造設術
51
⑩イレウス管留置術
26
⑪EDチューブ、
 NGチューブ留置術
7
⑫内視鏡的瘻孔閉鎖術
1
2.胆膵内視鏡検査
計337件
①EST
126
②EPD、EPLBD
21
③ENBD
133
④ERBD
83
⑤採石術
117
⑥ENPD
3
⑦ERPD
4
3.超音波内視鏡検査
計141件
①EUS-FNA
25
②ドレナージ術
9
③HGS
3
④CDS
1
4.小腸内視鏡検査
計8件
①上部
8
②下部
0
5.大腸内視鏡検査
計2,126件
①粘膜切除術、
 ポリペクトミー
633
②粘膜下層剥離術
22
③止血術、
 アルゴンプラズマ凝固療法
96
④大腸ステント留置術
39
⑤拡張術
4
⑥経肛門的イレウス管留置術
4
⑦内視鏡的整復術
5
⑧内視鏡的瘻孔閉鎖術
2
⑨異物除去術
1
6.経皮的治療
225件
①PTCD
18
②PTGBD
69
③PTGBA
37
④膿瘍ドレナージ術
29
⑤膿瘍穿刺
5
⑥経皮的胆管拡張術
1
⑦経皮的ステント留置術
9
⑧経皮的採石術
2
⑨ラジオ波焼灼療法
15
⑩PEIT
2
⑪肝生検
15
⑫胸腔ドレナージ
16
⑬腹腔ドレナージ術
6
⑭PTEG
1
7.腹部血管造影検査
計57件
①TAE
11
②TAI
3
③消化管動脈塞栓術
8
④膵動注療法
3
⑤CVポート留置術
30

【上部消化管内視鏡検査の推移】

【大腸内視鏡検査の推移】

消化器がんセンター

当センターは、消化器の管腔臓器や実質臓器の診断・内科的治療を担う消化器内科と、外科的治療を担う消化器外科を中心として組織されます。診療科という縦割りの状態を横断的にすることで、消化器疾患に対する治療方針を関連する診療科が1つのチーム医療として風通し良く決定していくことを目的としています。

食道、胃、十二指腸、小腸、大腸の消化管における癌を中心とした腫瘍や、肝臓、胆嚢、膵臓、脾臓の実質臓器における腫瘍を対象疾患としています。消化器内科、消化器外科、放射線科、病理診断科が参加する合同カンファレンスを週1回行い、治療前診断、リスク評価、治療方針、術後病理診断に関するディスカッションを行っています。消化器内科、消化器外科を中心に一丸となって消化器がんの診断・治療・緩和ケアを積極的に行っています。診療科を横断的に組織するメリットを活かして、迅速に治療が提供できるよう地域医療に貢献してまいります。

消化器内科による主な診断法

  • 上部・下部内視鏡
  • 超音波内視鏡
  • 内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP)
  • 超音波内視鏡下穿刺吸引法(EUS-FNA)
  • 管腔内超音波検査法(IDUS)など

消化器内科による治療・処置

  • 食道・胃・大腸の早期癌や良性腫瘍に対する
    内視鏡下粘膜下層剥離術(ESD)
  • 消化管出血に対する緊急内視鏡止血術
  • 閉塞性黄疸、急性胆嚢炎、膿瘍などに対する経皮経肝胆管(胆嚢)
    ドレナージ術(PTCD、PTGBD)経皮的膿瘍ドレナージ術(PTAD)
  • 肝癌に対する経皮的ラジオ波焼灼療法(RFA)など

消化器外科による悪性腫瘍に対する手術

過不足のない患者様にやさしい
低侵襲手術(鏡視下手術)

  • 食道癌に対する胸腔鏡下手術
  • 胃癌、大腸癌に対する腹腔鏡手術
  • 肝腫瘍、膵腫瘍に対する腹腔鏡手術
  • 胃癌、直腸癌に対するロボット支援下手術(da Vinci手術)
  • 腹腔鏡、内視鏡合同手術
    (LECS:Laparoscopy and Endoscopy Cooperative Surgery)

切除不能進行癌に対する化学療法奏効後の手術:
Conversion surgery

診断当初、手術不可能と考えられた遠隔転移を伴う進行癌に対するもので、化学療法の奏効により肉眼的遺残なく切除可能と判断された場合の外科的治療

癌に関する緊急手術

大腸癌イレウス、消化管穿孔、出血などに対する手術

薬物療法(消化器内科・消化器外科)

外来化学療法を中心として、いわゆるcytotoxicな抗癌剤、分子標的治療薬、免疫チェックポイント阻害薬を駆使した進行再発癌に対する治療や治癒切除後の術後補助化学療法

緩和ケア

消化器内科、消化器外科、精神腫瘍科、麻酔科、医療連携センターなどの複数の診療科・部門の協力のもと、がんに対する積極的な薬物療法施行中から緩和ケアの導入や治療方針の検討を行っています。

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