中部がんゲノム医療研究センター

中部がんゲノム医療研究センター

本センターでは、分⼦細胞⽣物学などの基礎医学をもとにした科学技術を駆使することで、患者様個々の病気の原因解明と、より効果の高い治療方法の⽴案をめざします。

そのひとつとして、⼿術後の腫瘍組織を用いたがん関連遺伝⼦異常の解析と培養細胞に対する抗がん剤の感受性を調べることで、患者様個々に応じたがん薬物療法が提供できるようサポートします。将来的には、ゲノムの転写産物であるタンパク質の構造・機能に対する網羅的解析(プロテオミクス※1)を⾏うことで、体内で発現している現象をより具体的に解明し、さらに効果的な治療法の開発に役⽴てます。加えて、がん以外の疾患の検査・研究も⾏っていきます。また、国際基準の品質管理体制でのクリニカルシークエンス※2を実施しており、近隣のクリニックをはじめ、県内県外を問わず各医療機関と連携し、この分野についての検査・研究施設として貢献していきます。

※1

タンパク質の構造や機能、タンパク質どうしの相互作用などを総合的に解析する技術です。新たな医薬品の開発や病気のメカニズムの解明に役⽴てられます。

※2

遺伝⼦解析から得られた結果を医薬品の開発や診断治療などの日常診療につなげることをいいます。患者様に合った抗がん剤を調べる⼿法の一つとして、近年注目されています。

お問い合わせ先

中部がんゲノム医療研究センター

〒505-8510 岐阜県美濃加茂市健康のまち一丁目1番地

施設紹介

遺伝子(DNA)抽出室

腫痕・正常組織からDNAを取り出します。
DNAの品質と含有量をチェックします。

Pre&Post-PCR室

がん関連遺伝子パネルを増幅した後、シークエンサー(NGS)で解読できるよう塩基的修飾を施します。

シークエンシング室

NGSにより目的とする遺伝子の塩基配列を読み解きます。得られた配列情報を三菱スペース・ソフトウェア社と共有し遺伝子変異を特定します。

細胞培養室

腫瘍細胞を、元あった臓器の一部としての性質を持つように特殊培養します(3Dオルガノイド培養)。患者様個々に対する抗がん薬の有効性を検証します。

実験室

検査・研究の準備を行い、試薬類を調製します。生体機能に関連した多方面の研究を行います。

検体保管室

患者様から採取した様々な組織を長期間適正に保管します。凍結検体として医科学の発展に役立てます。

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中部国際医療センター
中部がんゲノム医療研究センター

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