頭頸部外科/頭頸部がんセンター

頭頸部外科/頭頸部がんセンター

鼻副鼻腔・ロ腔・咽頭・喉頭・唾液腺・甲状腺・頸部などの良性・悪性疾患の治療を行なっています。頭頸部癌においては、放射線治療科、口腔外科と連携を取りながら治療方針を検討し、多職種でのチーム医療に取り組んでいます。

頭頸部がんに対する光免疫療法開始

医師紹介

頭頸部がんセンター長
耳鼻咽喉科部長
久世 文也KUZE Bunya
岐阜大学 非常勤講師
岐阜大学医学部
平成4年卒業

主な対象疾患

咽頭がん・喉頭がん

早期がんに対して、経口的咽喉頭部分切除術を行なっています。低侵襲、機能温存治療を目指しています。進行癌に対して、手術治療に加え、放射線治療科とともに、超選択的動注化学療法併用の放射線治療を行なっています。2023年夏からは陽子線治療も開始予定です。

甲状腺疾患

内視鏡下甲状腺手術による、首に跡が残らない手術を行なっています。気管や食道浸潤するなど、ハイリスク症例にも可能な限り対応します。

鏡視下咽頭悪性腫瘍手術

早期咽頭・喉頭がんでは近年、経口的に切除を行なっています。完全切除できれば追加治療が不要ですので、治療期間が短く、唾液分泌低下などの後遺症が少なく、米国では標準治療としてガイドラインに掲載されています。

(株)オリンパスHPより引用

内視鏡補助下甲状腺手術

甲状腺手術は近年内視鏡の技術が向上しており、当科ではVANS法で行なっています。頸部つり上げ法で、鎖骨尾側に2cmほど皮膚切開します。頸部に手術創がないため、術後の引きつれ等の症状が少なく、整容的に優れます。甲状腺早期がん、甲状腺良性腫瘍、バセドウ病、副甲状腺過形成などの甲状腺手術で適応となりますので、ぜひ一度ご相談ください。

(株)八光HPより引用
受診される方

初期臨床研修医

看護部

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