がんの治療について
がん治療の三つの柱
がん治療の三つの柱として、「手術」「放射線治療」「化学療法」が挙げられます。がんの種類と進行度などを踏まえて、これらを単独あるいは組み合わせて治療法していきます。
こうした治療と並行して行う、心と体の痛みを和らげる「緩和ケア」もあります。
当院では各分野の医師が多数在籍、科を越えたチーム体制と積極的に新しい治療法を取り入れることで患者様に合わせたより良い治療法をご提案してまいります。

放射線治療
放射線治療は、手術、抗がん剤治療とともに、癌に対する主要な治療法の一つです。患部に放射線をあてることでがん細胞のDNAに損傷を与え、根絶を目指します。他にも骨転移による痛みなどの症状緩和を目的とした治療も行います。臓器を取り除くことなく治療ができます。
放射線治療科
陽子線治療
陽子線治療は水素の原子核である陽子を病巣に照射し、がん細胞の位置で止まるよう制御して最大のエネルギーを放出させることができるため、がんへ集中的に照射でき、他の組織への影響を抑えることができます。副作用もほとんどなく、通院で治療が受けられます。
陽子線がん治療センター
がんゲノム医療
当院では、患者様のがん組織を用いて遺伝子変異を調べ、一人ひとりの体質や病状に合わせた治療薬の情報を提供する次世代のがん治療「がんゲノム医療」を推進しております。難しいがんといわれた方、再発などで治療に行き詰っている方は、ぜひとも当センターにご相談ください。
がんゲノム診断・診療センター
がん専門部門
高次医療機器
当院では質の高い医療を提供するべく、医療機器の導入を積極的に行い、新しい技術を取り入れながらより充実した医療体制を目指します。
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がん相談支援センター