ダ・ヴィンチ
ダ・ヴィンチ
神経や血管まで立体的な3D画像で鮮明に映し出します。人間の手よりも大きな可動域を持ち、コンピューターソフトウェアが手ぶれを補正します。より複雑で繊細な動きを可能にすることで、回復が早い手術を実施できます。
対象疾患
- 泌尿器科領域 / 消化器外科領域
ダ・ヴィンチの特徴
手術支援ロボット「ダ・ヴィンチ」は、医師が患者様から離れた場所にある「コンソールボックス」から、3D画像を見ながら手術を行います。装置を動かすと、その医師の手の動きがコンピュータを通してロボットアームに伝わり手ブレのない高精度な手技が可能に。専用の手術器具先端部分は、人間の手首と同等以上の可動範囲を有しており、従来の内視鏡手術に比べて精度・安全性が向上し、患者様の負担が軽減されます。
ダ・ヴィンチの5つのメリット
● 出血量が少ない
開腹手術と比較すると、極めて少ない出血量で手術ができるようになりました。
● 傷口が小さい
患者様の皮膚を切開する傷口は、鉗子(かんし)を挿入する8~12mmほどの幅で最大で6カ所です。
● 疼痛が少ない
小さな傷口で行われる手術なので、皮膚や筋肉を切開した痛みはほとんどありません。
● 回復が早い
傷口が小さいため、術後の回復が早い傾向にあります。開腹手術よりも1週間以上も入院期間が短縮される場合もあります。
● 機能の温存
鉗子(かんし)の操作性が良いことから、細密な動きによって機能が温存できる可能性が期待できます。