陽子線治療装置
陽子線治療装置
がんに集中的に照射できる陽子線を用いた治療機器。2023年に当院が日本で初めて導入し、「超電導サイクロン」で陽子を加速するので治療時間が短く、360°から照射(三次元照射)することができるため、患者様の負担が軽く、正常な組織へのダメージを抑えた治療ができます。
対象疾患
- 肺がん/肝臓がん/膵臓がん
陽子線治療とは
陽子線治療は、放射線療法の一つです。X線やガンマ線といった光子線を照射する従来の放射線治療とは異なり、水素の原子核(陽子)を加速してエネルギーを高めてできる陽子線を、がん病巣にピンポイントで照射し治療を行います。
治療時間が短く、入院が不要なうえ、照射中に痛みを感じることも無いため、身体への負担が少なく仕事を続けながら治療することも可能です。
陽子線治療について、詳しくは陽子線がん治療センターの取り組みをご覧ください。
陽子線がん治療センター