がん総合コース
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がん総合コース
検査内容
所要時間:約4時間
がん総合コースでは、がんの早期発見に威力を発揮するPET/CT検査に、MRIや血液検査などを組み合わせることにより、より精度の高い総合的な診断を行うコースです。
こんな方に特におすすめです!
- 全身のがんを一度に検査したい方
- より精度の高い検査を求められる方
- ご家族にがんの既往がある方
- がん検診を受けたことがない方
- 40歳以上の方
専門検査
基本検査
検査の種類 | 検査の内容 | 検査対象となる 病気・異常 |
---|---|---|
身体計測 | 身長、体重、標準体重、肥満度、体脂肪率、BMI | 肥満、内臓型肥満など |
生理学的検査 | 血圧 | 高血圧症 |
腎機能検査 | 尿検査(一般・沈渣) | 腎炎、尿路結石、膀胱炎など |
消化器系検査 | 便潜血反応(2日法) | 大腸疾患 |
呼吸器系検査 | 喀痰細胞診 | 結核、肺がんなど |
血液検査
検査の種類 | 検査の内容 | 検査対象となる 病気・異常 |
---|---|---|
生化学検査 | 総蛋白、アルブミン、GOT(AST)、GPT(ALT)、LDH、γ-GTP | 肝障害、肝疾患、肝硬変、肝臓がん、脂肪肝、アルコール性肝炎など |
血清アミラーゼ | 膵臓がん、膵炎など | |
ペプシノゲン | 萎縮性胃炎、胃がんなど | |
脂質検査 | 総コレステロール、中性脂肪、HDL-コレステロール、LDL-コレステロール | 高脂血症 |
糖代謝検査 | 空腹時血糖、尿糖 | 糖尿病 |
血液学検査 | 赤血球、白血球、ヘモグロビン、ヘマトクリット、血液像 | 貧血、多血症、感染症、血液疾患など |
血清学検査 | HBs抗原・抗体、HCV抗体 | B型肝炎、C型肝炎 |
腫瘍マーカー(男性のみ) | PSA | 前立腺肥大症、前立腺がん |
検査の流れ
- 1. 受 付
- 検査の流れをご説明します。
- 2. 問 診
- 保健師による問診を行います。
- 3. MRI
- 男性は脳、女性は脳と骨盤を撮影します。
- 4. 採血
- 血液検査です。
『オプション検査』 も追加できます。
- 5. 注射
- PET検査薬18F-FDGを静脈注射します。
- 6. 安静
- 薬剤を全身に行き渡らせるために1時間程度安静にしていただきます。膀胱内の尿が画像に写るため、検査直前にトイレに行っていただきます。
- 7. PET/CT撮影(1回目)
- PET装置のベッドに約15分横になっていただきます。痛みなどは全くありません。同時に胸腹部のCT撮影をします。
- 8. 安静
- 撮像後は40分程度体を休めていただきます。
- 9. PET/CT撮影(2回目)
- がん細胞への薬剤の取り込みは時間とともに増加します。このため、1回目より2回目の方ががん細胞への取り込みが増え、より小さな癌が見つかるのです。
- 10. 結果説明
- 検診後10日以降に放射線科専門医・PET核医学認定医による結果説明を行います。
当院では検査結果に基づき、さまざまな治療法から検診者に適した方法をお勧めいたします。
検査順序は変更になる場合がございます。
追加できるオプション
事前準備
事前に書類一式を送付いたします。1週間前までに届かない場合はご連絡ください。受診に必要な注意事項などが記載されていますので必ずご一読ください。問診票、検査キットも同封しておりますので、問診票は全てご記入いただき、検査キットは同封の案内に従って受診当日お持ちください。
検便について
潜血検査を行いますので、できるだけ新しいものを採取してください。前日と前々日の2日間で別々の容器にとってください。採便から持参までの間は日光の当たらない涼しい場所に保管ください。
便秘気味の方は事前に提出することができます。受診予定日を明記の上、健康管理センターへ持参又は郵送してください。生理中の方は、検査ができませんので後日又は事前に提出してください。
検尿について
採尿は健診当日、起床時早朝に行ってください。検査キットの説明をよく読み、採尿後はしっかりと容器の封をして持参してください。
生理等で健診当日採尿が出来ない可能性がある方は、事前に提出してください。その場合、採尿日の7:45〜11:00に当健康管理センターまで持参してください。郵送されると正確に検査ができませんので、必ず持参してください。
注意事項
- 食 事
- 検査前日の午後9時まで。その後絶食。
- 飲み物・嗜好品
- 検査前日の午後9時まで。その後、水以外絶飲。薬、煙草、ガム、飴なども一切とらないでください。水は午前7時頃まで普段の生活と同じようにお飲みください。
- 薬
- 治療中の病気によっては、薬を中止できないことがありますから主治医にご相談ください。
- 運動について
- 使用した筋肉などに検査の薬が集まり、正確なデータが得られない場合があるため、検査前日と当日の運動はお控えください。
検査当日
検査当日は起床時(7時頃まで)に必ずコップ1杯程度の水を飲んでください。
当日の朝は食事をとらずにお越しください。
検査前には化粧(ファンデーション、アイメイク、口紅等)、整髪料、マニキュア、ペディキュア、付け爪はご遠慮下さい。
糖尿病の治療中の方
PET検査は、体内の糖代謝の状況を画像化するため、正確な画像が得られない場合があります。また、血糖降下薬ならびにインスリン注射を行なっている方は検査当日の使用は中止していただきます。
お持ちいただくもの
- 必要事項を記入した問診票
- 当院以外で受診された健康診断の結果表(ある方)
- 眼底検査・眼圧検査がありますのでコンタクトレンズをご使用の方は保存ケース
- 眼鏡(ご使用の方)
- 保険証
がん総合コースを受けられない方
- 体内に取り外しの出来ない金属がある方心臓ペースメーカー、避妊リング、人工内耳、神経刺激装置、治療用針が体内にある方、冠動脈ステント(3か月以内のもの)、磁性、および電極性の植え込み装置、心臓人工弁、動脈瘤コイル、脳動脈クリップ、歯科インプラント(ボルト又は磁石固定タイプ)、人工義肢、手術でクリップ、ボルト、プレート等金属を入れた方 など
- 刺青・アートメイクをされている方(検査に影響を与える他、火傷の恐れがあります)
- 妊娠中または妊娠の可能性がある方
- 授乳中の方
- 糖尿病治療中の方
【空腹時血糖値141~199mg/dl】画像が乱れ判定困難な場合あり
【空腹時血糖値200mg/dl以上】基本的に検査を受けられません。 - 3~4ヶ月以内に手術を受けられた方
手術部位が炎症を起こしていることが考えられます。正確な検査結果が得られないことがありますので、 手術後3~4ヶ月の方は検査を受けていただくことができません。
ご予約のキャンセル・日程変更はなるべくお早めにご連絡ください。
妊娠中または、妊娠の可能性のある方は受付で必ず申し出てください。
閉所・暗所恐怖症の方は事前にご相談ください。
2週間以内に胃や腸のバリウム検査を受けた方はバリウムが体内に残っていると検査に支障をきたす場合があります。2週間以内にバリウム検査を受けられた方はPET検査を延期していただきますのでご報告ください。
オプション検査ご希望の方は、事前にお問い合わせください。