MRI・MRA

MRI(磁気共鳴画像診断装置)

X線を使わない低侵襲な画像診断装置。体内のあらゆる組織の画像化が可能になり、がん、心臓病、脳疾患の三大生活習慣病の早期発見に威力を発揮します。

対象疾患

  • がん / 心臓病 / 脳疾患

MRIの特徴

人間の体に最も多く含まれている「水分」。この水分は強い磁気の中で電波を受けると「共鳴」という現象を起こし、電波の照射が終わると、今度は逆にエネルギーを放出しながら元の状態に戻ります。この時に発生するエネルギーをとらえ、コンピュータで解析し、画像化する装置が、MRI (Magnetic Resonance Imaging)診断装置です。

MRI・MRAの4つのメリット

心臓撮影がわずか1秒で完了

MRIはX線を使うCTとは違い、骨や空気による画像への悪影響がないため頭蓋骨に囲まれた脳や脊髄などの頭部や脊髄・脊椎、関節等動きの少ない部位が得意です。また胸腹部、心臓、消化器分野など全身部位で広く有用性を発揮します。

被ばくがない

MRIはX線を使うCTとは違い、強い磁気と電波によって画像を得るため、放射線による被ばくはありません。小児や健常者の方も安心して検査を受けていただけます。

あらゆる角度からの撮影が可能

MRIは縦・横・斜め方向など自由に撮影できます。あらゆる角度の断面が得られるため理解しやすく、3次元画像も得意です。

バリウム等の造影剤が不要

MRAはMRI装置を使用した血管撮像 (MR Angiography) のことです。 X線による血管造影検査と違い、 MRAはX線の被ばくなく、造影剤も使わずに検査することが可能です。(検査の種類によっては少量の造影剤を使用する場合もあります。)

当院の人間ドック『脳ドックコース』ではMRI検査と合わせてMRA検査を行っており、頭頸部の動脈狭窄・動脈瘤などを検査しています。

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